2人の愛の形エンゲージリング、その由来とは?

エンゲージリングの始まりは鉄の輪だった

エンゲージリングを贈る習慣は古代ローマ時代から始まっています。ローマでは指輪は永遠の象徴であり、永久の愛を誓う結婚の証に恋人たちが贈りあったのです。 そのころの指輪は今のような宝石をちりばめた美しいものではなく鉄で出来たものでしたが、愛の言葉が刻まれていたり愛の神キューピッドが刻まれているなど相手を愛する気持ちが込められているものでした。いつの時代でも恋人たちが互いを思いやる気持ちは変わらないものなのですね。 今のようにダイヤのついた美しいエンゲージリングが作られるようになったのは15世紀のことです。その頃は王侯貴族だけがそのような指輪を贈りあっていましたが、19世紀になると産業革命の影響もあり裕福な庶民が増えてきたことから一般にも広まるようになりました。

日本でエンゲージリングが一般的になったのは1960年以降

日本でエンゲージリングが広まったのは明治時代のことです。意外と早くから知られていたのですが、その後戦争などの影響でダイヤが手に入りにくくなったことからエンゲージリングを贈る習慣は廃れてしまいました。 一般的になったのは1960年代~70年代にかけてで、高度成長期とともに海外の文化がどんどん輸入されてエンゲージリングを贈る習慣がも入ってきました。エンゲージリングの値段は給料の3ヶ月分と言われだしたのもこの頃です。有名な宝石メーカーがコマーシャルを流したのが始まりでしたが、ではそんなに高いエンゲージリングを贈る人も少なくなり、20万~30万円くらいのものを選ぶ人が増えています。 値段も使われている素材も変わってきたエンゲージリングですが、恋人たちがエンゲージリングに込める気持ちは変わりません。